シンガーの体作り~朝編その2~

前回のシンガーの体作り~朝編その1~では、
ボイトレを本格的に始める前に
まず自分で始めてみた一つ目の習慣
「全力ラジオ体操」をご紹介しました。

その後、実際にボイトレに通い始めてから
レッスンで学んだことを、その「全力ラジオ体操」に
カスタムしていき、今も実践中です♪

とうことで、今回はそのカスタム部分を
ご紹介します(・ω・)/

 


 「全力顔面体操」をカスタム!

 

「全力ラジオ体操」では体の筋肉の
筋力&柔軟性の下地作りでしたが、

歌を歌う、という以上避けて通れないのは
「表情筋」、つまり顔の筋肉です。

 

英語などの多くの外国語に比べて
日本語はそんなに表情豊かに
口や舌をしっかり使わなくても発音できて、
抑揚もそこまで大きくありません。

なので、必然的に日常会話だけでは
顔の筋肉は鍛えにくいんですよね。

そこで「全力顔面体操」です♪

 

で、表情筋が付いていくと
どんなメリットかあるのか?

 

実はシンガーとしての表現力アップだけではなくて、
普段の表情も明るくなり、
結果的に若々しい表情作り、つまり
アンチエイジングに繋がるんです(^ω^)

それでは早速私が毎朝しているメニューを
自作イラスト(笑)付きでご紹介します♪


 「全力あーいーうー」

 

1.そのまんまですが、まずは
「あー」の形に口を開けつつ、
目もがっつり開きます。

顔全体でびっくりした時の「あー!」です。

 

2.続いて横にみよ~んと引っ張られるように
「いー」の口&引き続きおめめぱっちり

歯並びが上下きれいに見えるくらい
しっかり口角を上げるのがポイント。

多分、普段からよほどリアクションが
大きい方でない限りは、最初の内は
そこまで口角が上がり切れないと思います。

私ももれなくそうでしたので(笑)

でも、今の時点でのマックスな「いー」を
日々続けることで、ある時ふと気付いたら
歯並びがしっかり見えるくらい
表情筋が鍛えられている、

というタイミングがやってきますので、
長い目で続けてみて下さい(^-^)

 

3.最後に梅干しを食べてすっぱい時のように
目と口が顔の中心に集めるように
ぎゅ~っとすぼめて「うー」です。

口はたこのようににゅ~っと突き出す感じです。

この1~3の各数秒ずつを何度か繰り返して
表情筋を伸縮させて、柔らかくしていきます。

 


恥を捨てて!(笑)
「ゴリラフェイス」

 

続いては舌を鍛えていきます。

歌う、ということは歌詞=言葉
を伝えるということなので、

お客さんがちゃんと歌詞を聞き取れるよう
滑舌良く発音するには、
舌の筋肉を鍛えることも大切です。

もちろん歌だけではなく、
ビジネス、いや日常会話でも大切ですね。

 

さらに、このメニューは
顔の内側から表情筋を刺激していく
意味合いもあります。

 

1.まず、舌を上の歯並びの表側と
上唇の間へぐっと入れます。

そして、歯並びに沿って右⇔左と
ゆっくり舌を滑らせます。

そのタイミングで鏡を見ると、
まさにゴリラフェイスですよ(笑)

あ、でも言い方を変えると
飴玉がころころ転がっているようにも見えますね。

 

ポイントとしては、舌をしっかり
奥までのばして入れ込んで
内側から皮膚を押し出して、
ほうれい線を内からのばしていく感じです♪

 

2.1と同様に、下の歯並び前面と
下唇の間に舌を入れ込んで、
左右にゆっくり行き来して
皮膚を内から押し伸ばしていきます。

 

3.最後に1と2と合体させて、
舌をぐるぐると上下に回していきます。


「あーいーうー舌ver.」

 

もう一つ舌を鍛えるメニューです♪

やってみると最初は案外難しいのですが、
これも長い目でじっくり取り組んでみてください。

 

1.まず、舌を前ににゅーっと出します。

2.舌はその状態をキープしたまま、
引っ込んだりしないように気を付けつつ
口をゆっくり「あーいーうー」の形にしていきます。

最初は口の形が変わると同時にうっかり
舌が引っ込んでしまうんですよね(笑)

でも、舌の位置をキープしたまま
口を動かせるようになってくれば、
舌の筋肉がついてきたという指標になりますよ♪

 


まとめ

 

では最後に今日の内容を簡単にまとめます♪

 

「全力顔面体操」のメリット

  1. 表情筋が鍛えられる
  2. 表情筋アップで歌の表現力アップ
  3. 表情筋アップで明るい表情になることでアンチエイジング効果

 

「全力あーいーうー」のポイント

  1. 「あー」はびっくりした時の表情で目もぱっちり!
  2. 「いー」は歯並びが見えるくらい口角を上げる
  3. 「うー」は酸っぱ~い時のようにぎゅ~っとすぼめる

 

「ゴリラフェイス」のポイント

  1. 恥を捨てる(笑)←コレ大事
  2. 舌を鍛えて滑舌良く!
  3. 内側から皮膚を押しのばしてほうれい線を消すようなイメージ

 

「あーいーうー舌ver.」

  1. 口の形を変えるときにつられて舌が引っ込まないように
  2. すぐには上手くできなくても、気長にじっくり取り組む

 

実はまだメニューが残っているので
続きは次回ご紹介しますね!

 


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