祖父が教えてくれたこと

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こんにちは!

人生という壮大な余興を楽しむために、音楽というアトラクションをお届けします。

シンガーソングライターの江村梨紗です。

 

 

祖父が教えてくれたこと

 

今週月曜日、母方の祖父が亡くなりました。

それに伴い、今週はスタエフの配信も急遽お休みさせていただきました。

 

この日福岡の天気は荒れていて電車も止まっていたため移動ができず、私は当日病院に向かうことができないままお別れとなってしまいました。

 

実は祖母の時も少し似ていて、もう長くないとお医者さんから言われてから亡くなった当日も含めて何度か会いには行けていたのですが、最期の看取りのタイミングには立ち会えませんでした。

 

私は幼少期~中学まで祖父母と同居していて、親族から言わせると一番可愛がられていた孫らしいのですが、祖父母揃ってこのようなお別れになったのは、孫に辛い場面に立ち会わせたくなかったからなのかもしれないと思うと、やはり私は愛されているのかもしれません。

 

実は今回、幸運と思えることと電車の件のように不運と思えることがいくつか重なっていました。

その結果、こういうスケジュールで良かったと感じる部分もあれば、こうだったらよかったのにと後悔を感じる部分もありました。

 

ライフコーチかめちゃんこと亀井弘喜さんがYouTubeの中で紹介していて知った言葉で

「起きた出来事が最善」

という考え方があります。

 

その価値観で今回のことを見たことで、「祖父母からの立ち会わせないという愛」を自分なりに見出すことができました。

 

 

その一方で、完全に自分の中から全ての後悔が亡くなったわけではありません。

元気だった時から、もっと頻繁に会いに行っていればよかったなどのいくつかの後悔は変わらず残っています。

 

でも、それでいいのかもしれない、とも今は感じています。

 

後悔という傷を負ったまま、それを自分が今世請け負うものとして引き受けて共に生きていく。

それが、今後またこの地球ゲームを進めていく上で何かを選択する時に、選ぶ基準になってくれるからです。

 

言葉にしてしまえば本当に月並な言葉ですが、

「会いたいと思った時に、会いたい人に会う。

したいと思った時に、したいことをする。

また今度、は二度とないかもしれないから。」

 

これを体感を伴って伝えられるのは、後悔を骨身に染みさせた人だけです。

今世の地球ゲームを始める前に、どうやら私はそのオプションを選択していたようです。

 


 

ここ最近、音楽活動において目指す状態を叶えていくための行動(主に発信)に色々取り組んでいたのですが、それに伴って、時間が細切れになってどんどんタスクに追われて毎日を終えているような感覚になっていました。

 

なのでそろそろじっくり自己対話する時間が欲しいなあと思っていた時期でもありました。

 

それが今回、ほぼ強制終了のような感じである意味叶ってしまいました。

 

「そのためにおじいちゃんがこんなに体張らなくてもいいよ!」
とつい思ってしまいますが、せっかくもらったこの時間を大切に活かそうと思い、葬儀が終わった翌日にこうして文章を書いています。

 

本当に自分が望んでいる生き方、本当に自分が心地良いと感じる生き方、時間=命の使い方はどんなものなのか、

その上で叶えたいことのためにしていく行動は本当にこの内容やペースなのか、

頭(顕在意識)ではなく心(潜在意識)で本当の本当に自分が大切だと思っていることは何なのか?を、今も自己対話しています。

 

そして、本当に大切なことのために、今抱えているもの、こなしているものを一旦脇に置いてでも、その大切なことを大切にする選択をぱっと判断し行動できる自分でいられているか。

 

その判断や行動ができていなかった部分があるから、本当の優先順位を掬えていなかったから、今回こうして後悔を抱えています。

 

もっと潜在意識の本音を掬える自分、いつもその声が聴こえている自分でありたい、それが行動と共にできる自分でありたいと強く思いました。

これも、祖父の教えてくれたことですね。

 

 

なので、日々していたインプットのルーティンも、今日はまだ戻していません。

 

学びやインプットは、以前ホロスコープで自分の特性を知った時にだいぶ減らしたつもりだったのですが、もしかしたらこれでもまだ自分にはノイズになるほど多かったか、または知らない内に増えてしまっていたのかもしれません。

 

時間という命の使い方の質を、一日一日、一瞬一瞬のあり方を、今一度見直していきます。

 

この世でのこの命を、しっかりと満喫し尽くして、味わい尽くして、燃やし尽くしていくために。

 

この世というテーマパークは、いつか必ず閉演してしまいますから。

 

あなたも、ぜひそんな時間をとってみてくださいね。

 


 

そんなことを思っていて今浮かんでくるのは、私が音楽をする理由についてです。

 

そういう「使命」とか「理念」的なことは、音楽をお仕事にしていきたいと思ってビジネスを学んでいった中で、それを言語化するワークも何度かしてきました。

その度に、その時々の自分が納得するものを掲げてみては、しばらくするとまた違うものに変わっていったりして、その結果最近では「難しいこととか綺麗ごとでまとめるのはもういいから、とにかく自分がやりたくてやってるんだ!」というスタンスでした。

 

そういった「自分がこの世を遊び尽くすためのツールの一つが音楽だった」という価値観がベースにあることは変わりません。

 

そして、そんな自分のためにしていることが、もし聴いたり見たりしてくれた誰かにとっても何かしらの価値になることがあるのなら、その人が本当にしたいことをするきっかけや、本当に生きたい人生に進むきっかけのスイッチボタンになったり、その過程での心の栄養補給源になれたらいいなとも思っています。

 

 

でも今回新しく見えてきたことがあって、私はやっぱりこの地球ゲームの中に今世の自分の痕跡を何かしら残したいんだなと気付いたんです。

 

自分の命がここで燃えていた、私は確かにここにいた、ということをみんなと共有したいんだなと。

そして、みんなも燃やしていこうぜ、と。(「I am」の牡羊座!って感じですね。)

 

踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損、の阿波踊りマインドですね。

 

 

その痕跡となる手段が楽曲であり、今の時代なら音源や動画という形で自分自身のライブも残せてしまうわけです。

 

そして、ここからは妄想みたいなものですが、もし輪廻転生があるのならいつか今世を終えてまた生まれてきた時に、リセットされてまっさらな状態から始めて、前世の自分が残しておいた曲を何も知らずに「輪廻を越えたセルフカバー」していたらめちゃくちゃ面白いやん!と思ったんです。

 

でもそれを叶えるには、私が一旦あちらへ戻ってから、またこちらに来るまでの期間、こちらに残っている皆さんに楽曲を残しておいてもらわないといけないわけです。

 

それは楽譜という物理的なものや、音源、動画というデータ的なもの、そして何よりそれらを残そうと思ってもらえるくらいに皆さんの記憶の中に残っていないといけませんし、転生した自分が「この曲いいな」と思える曲を残していかないといけません。

 

そういった、時間に耐えうる音楽、時間を越えて愛される音楽を、「ウケを狙って」ではなく、「自分自身を映したもの」として残しておきたいな、と。

 

なかなか規模が大きすぎて大言壮語だなと思う理性の自分もいますが、それくらいの大きな視点での地球ゲームの楽しみ方もアリなんじゃないでしょうか。

 

祖父に教えてもらったこと、大切に叶えていきますので今後ともあなたも一緒に見届けていただけたら嬉しいです。

 

 

ライブまで10日切ってました!

 

そんな感じで人生の転機を迎えている中、気が付いたらライブまで10日切ってました。

 

 

7/22(土)19:30~

ARGOさんで

投げ銭+テーブルチャージ500円+ご飲食代

となっています!

 

 

実は今回、祖父母をきっかけに知った「蘇州夜曲」も二胡パートで演奏するんです。

これは元々決めていたのですが、縁を感じずにはいられません。

きっと祖父母も見に来てくれるんじゃないかなと思います。

(もしかしたら祖母は今までのライブにも来ていたかもしれないですね。)

 

皆さんもぜひ見に来ていただけたら嬉しいです。

 

こういった出来事があっても、それを糧にして音楽に昇華できるかが問われているような気がしています。

当日までの残り少ない期間、できる準備をしっかりして当日を迎えたいと思います!

 

それでは今日はこの辺で!

 


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