今日の演奏曲
*アイデア(二胡)
*くせのうた(ピアノ)
年に一度の忘年会!
こんにちは!江村梨紗です(*‘ω‘ *)ノ
先日の土曜日は二胡の忘年会でした!!
美味しいお弁当やらケーキを頂きつつ、受付で引いた番号順に演奏していきます(^-^)
中には二胡以外の出し物をしたり、先生の隠し芸も?!あったり、最後にはみんなでプチゲームで楽しんだりと、バラエティ豊かなひとときで、あっという間に2時間経ってしまいました…!!
お弁当はなんと三段のお重で、
他にも地元若松の人気からあげ店のから揚げセットや、
若松の支援施設で制作販売されているきなこクッキー(食い気に走って写真忘れました…;;)
さらに最後にはこちらも地元のケーキ屋さんのケーキなどなど、
かなりお腹いっぱいの豪華なお食事でした!!
ちなみに写真を撮り忘れたきなこクッキーは、当日食べきれなかったのでお持ち帰りして、翌日大事に食べました♪
ほっこり素朴でやさしくて、食べると作り手のエネルギーをもらえる感じで幸せな気持ちになれて、めちゃくちゃおいしかったです…!!
きなこ良いですね!!!
夏にある発表会とは違って、生徒さんのみの打ち上げという感じなので、ベテラン生徒さん中心で企画&進行をして頂いていて、雰囲気も親戚の集まりみたいなわいわいほんわかした感じです( ´ ▽ ` )
ということで、今日はその様子をレポします♪
アイデア
まずは二胡から。
私は18番目だったのですが、まぁ大体真ん中らへんです。
全部で29名で、その内何組かは複数でグループとして出られたので、全体の内の真ん中の後ろ寄り、というとこですね。
で、今回初の試みで、なんと一組30秒の時間制限付き!!!(>人<;)
今回私が選んだ我が愛しの(笑)源さんの「アイデア」は流石にフルコーラス入らないのでサビのみにしたのですが、それでも収めようとしたらやっぱり本家くらいの疾走感ある感じにしないといけないわけです。
それと同時に音のボリュームも必要です。
練習の時はそれなりに形になっていて、まあ収まるやろうと思っていたのですが、
「あれ、そういえばちゃんと時間計って練習してない…?!!(; ̄◇ ̄)」
ということに、みなさんが演奏を始めてから気付くという…(汗)
で、しかも司会の方がタイムを目の前で計りつつ、時間が来たら問答無用で演奏途中でもステンレス製のボウルをカーン!とドラみたいに叩いて強制終了システム…!ヽ( ̄д ̄;)ノ
「こ、こんなにかっちり計るのか…!!」
と焦り、結果的にめっちゃ時間余るくらいにさっさと弾いてしまいました…(汗)
なので、自分の中ではペースとか音色とかをあまり丁寧に感じられないままザーーーーーー!!!っと通り過ぎて行ってしまった感じだったのと、
実際聴こえてくる音としても、弓の使う幅が狭く縮こまって音を張り切れず、曲想が全然で出てなかったなぁという印象。
細かい音符の所も、指が早く動いてかっちり弾きたい長さ分キープできずに音が流れたり、小指の音も若干足りてなかったり。
何より時間に間に合わせなければならない、ということに意識が行き過ぎて、演奏すること自体を楽しめないまま終わってしまったのがもったいなかったですね…。
これは結局自分が時間計って練習してなかっただけなので、次また同じシステムの時は忘れず対策しておこうと思います(`・ω・´)
あ、でも、同じテーブルの方から「この前の発表会で弾き語りしてたのよね!」とお声がけ頂いたり、「ライブは今してないの?」と聞かれたり、覚えて下さっていることも嬉しかったですし、お声をかけてくれたことも嬉しかったです(*´Д`)
こうして少しずつ、自分の音楽を知ってくれて、気に入ってくれる方が増えていくのは、やっぱり嬉しいですね♪
くせのうた
今回の会場が、グランドピアノのある大部屋で、先生がご自身の隠し芸用にピアノを借りられていたとのことで、一週間前の日曜日に先生から「せっかく借りたので弾き語りしませんか?」とオファーが!Σ(・Д・)
これも先生から頂いた、リアルでライブをするチャンスだなと思い、ありがたく一曲歌わせて頂くことにしました。
何にするか悩みまして、
1.源さん繋がりで「くせのうた」
2.せっかくならオリジナルで「Ring」
3.やっぱりはずせない「to U」
が候補に。
でも曲の長さだったり曲調だったり、自分の中の今の優先順位を侵しすぎない負担感を考慮して、ギリギリまで全曲練習しつつ、
1.源さん繋がりで「くせのうた」
に決めました。
で、久しぶりのグランドピアノ。
でもあくまで余興なので、特にリハもなく、マイクとピアノの音のバランスを見るとかもなく、忘年会が始まるまでの準備時間にちょろっとピアノを触らせてもらっただけでした。
司会でもマイクは使うので、リバーブ(お風呂みたいな響くエフェクト)も返し(演者が自分の音を聴く用の、演者に向けられたスピーカー)もなく、なんとなくより生感のあるライブでした。
機材によるリバーブがないので、自力ビブラートしか声をぶわわわっと響かすツールはないのです。
個人的にもがっつりリバーブがきついのは、自分の歌声を盛ってごまかしている感があって嫌いですし。
とはいえ普通のライブなら楽器とのバランスを見る中で、うっすーーーーくはかけるので、家で歌っている時のような、でもマイクは目の前にある、というなんだか不思議な感じでした( ̄▽ ̄)
しかも空間も家のリビングよりはるかに広いし、人も30人くらいいるので、めちゃくちゃ音吸うんですよね(笑)
そう、人って音を吸うのです。
出だしのそこまで声張らずに歌う部分は、マイクに声が乗るように位置を気を付けていたのと、ピアノも弱めなので、ちゃんとマイクを通しての自分の声が聴こえていたのですが、2番3番と徐々に声もピアノもボリューム上げてからが問題です。
声を張れば張るほど、なぜか
「あれ?めっちゃ吸われる…?声ちゃんと奥の席まで届いとるんかな??」
と心配になる感じでした。
うーむ、不思議。
結局聞き手にどう聴こえているかは、実際その奥の席で聴いている人にしかわからないので、もう自分で確認する術はないのですが…。
とはいえ私としては久々に大きめの空間で、全力でもっと!もっと!!という感じで声を張りまくって、遠くへ声を投げていく機会を頂けたのはありがたかったですね(*´▽`*)
あ、でも弾き語りでもやらかしまして(笑)
それがペダルです。
電子ピアノとかキーボードは基本1つしかないのでそもそも間違い様がないんですけど、生ピアノって大体3つペダルがあります。
(たまに2つの場合もあります。)
で、一番良く使う、というかほぼこれしか使わない、もわわ~~んと音が広がるダンパーペダルが一番右端。
私としてはいつもの右端に右足を置いてたつもりなんですよ。
でも。
弾き始めて1番の間中ずっと、
ん…???
なんか…
音が全然広がらない…???
というか、ペダル重くね…??
な~んかつっかえるな…。
さっき練習した時はそんなことなかったのにおかしい…。
え…?
もしかして…
真ん中踏んどるんじゃね…??
という疑いが生じ、試しに一回そのペダルをガツンと踏んで弾いてみて、ダンパーかどうかを試したら。
Σ ガツっ…
めっちゃ音がつまったーーーーーΣ(・∀・;)
やっぱこれダンパーじゃないーーーーー(;’∀’)
と、てんぱりつつも冷静に状況を受け止め、右足を恐らくペダル一つ分であろう距離分右へスライド。
無事何かが足に触れたのでそのまま踏み込むと、ダンパーの音の広がりが…!!!
ようやくいつもの音になりました(-∀-)
で、予定より遠い位置にあるペダルを一生懸命脚を伸ばして踏んでいるので、どんどん右脚の太ももまで全体がプルプル震えるんですよね(笑)
これが緊張からくる震えなのか、脚伸ばしすぎて震えているのか訳がわからん状態に( ̄▽ ̄)
下半身が不安定なので上体も変なバランスになりますし、それはそのまま声にも影響します。
なので、いつも以上に自分のコントロールを超えてビブラートがめっちゃかかる声でした(笑)
かけようと思ってないのに勝手にかかるってめちゃくちゃ不思議ですよ!
ある意味貴重な経験が出来ました(*‘∀‘)
とはいえこのペダルの位置を間違えるというのもびっくりするくらいの凡ミス。
振り返ると、教室の生徒さんと言えども、普段は一緒に練習していない(私は個人レッスンなのです)、詳しくは知らない、かつ世代もかなり違うマダム達30人近くの中での演奏。
つまり自分的には「身内」とは言い切れないほぼアウェイな環境で、二胡ではなくピアノ弾語りを初披露するというのは、かなり久々の「対外的」な感覚のライブだったので、無意識のうちに多少は緊張していたのかなぁと思います。
でも、これからどんどん多くの方に聴いて頂きたいと思うなら、いつかは踏ん切りをつけないといけなかった訳なので、この機会を先生から頂けて本当に良かったですし、むしろこれくらいの課題がある方が、私には良いスタートになったなと思いました。
悔しさを食べて走る。
なんでこんな消化不良感満載なのが「良いスタート」なのかと言いますと。
先日偶然ネットで見かけたしいたけさんの占いによると、牡羊座は常に「自分はもっとできるはず」という悔しさがないとダメな生き物らしいのです。
これは私自身も自覚があって、しいたけさんのこの文章を読む前…というか、はるか以前の子どもの頃からそういう性分であるという認識はありました。
いわゆる負けず嫌い。
他者からみたらストイック。でも自覚としてはこれが普通。
という感じです。
自分に厳しいのは、裏返すと自分のポテンシャルを信じているんだと思います。
斜めに見ると自分大好き人間みたいですけど(笑)
(まぁ嫌いよりはいいんじゃないかと…。)
でもその分一旦鬱的に「これじゃだめだ!!!自分嫌い!」モードになってくると
「こんなダメな自分なんか存在しない方がいい…」
みたいになってしまうのでそこは要注意です( ̄◇ ̄;)
で、学校のテストでも、順位の付く音楽関係のイベントでも一回悔しい思いをすると、もちろんその時は素直に悔しいんですけど、それと同時に火が付くというか、
「次はてっぺんとったろうやないかい!!!」
みたいな、ただでは起きない(良い意味で)貪欲モードにかちっと入るのが自分でもわかるんです。
それに気付くと「しめしめ、きたきた。」と、冷静に俯瞰している自分もいました。
その感覚が久々に今回沸き上がってきたんですよね。
今年の春のステラシアターで感じたあったかさとか大きな規模感は、争いとか闘志みたいなものとはちょっと違う感覚で、どちらかというと
「人と繋がってさらけ出して大きな循環を創る」
という未知の体験をさせて頂いて、自分の器を横に広げた「進化」という感じでした。
もちろん練習はこつこつ地道に(ある意味ストイックに)やるんですけど、勝敗とかスキル的な上達とかではなく、力みをとって素を表に出す、みたいな、これまでやったことのない「鎧を脱いでいく」感覚でした。
そして今回は、これまで長いこと自分が愛用してきた武器とか技に再び磨きをかける、縦向きの「深化」のタイミングなのかなぁと思っています。
一旦これまでとは違う経験をしてみて、その未知を体験して視野を広げたうえで、再び原点に還る。
そして新たに知った違う視点も加えながら、またガツガツと本来の道を進み始めることで、より自分の目指す方向性がぶれにくくなるというか。
そういう懐かしさすらある自分本来の貪欲さとかストイックさを思い出させてもらえた場でした。
先月あたりからプライベートな環境も結構本格的に調え始め、今月からは徐々に音楽のお仕事の環境整備に移行して、年内いっぱいたっぷり使って、逃げ道をふさぐように(笑)仕上げて2019年を迎えようと思っております(`・ω・´)
ということで、
「満足する時は堕落の時!」
「悔しさ=のびしろ」
という学生時代からの自分の世界を見るフィルターをもう一度かけなおして、でも学生時代とは違う新たなフィルターも同時に重ねながら、より色彩豊かな暮らしを楽しみたいと思います(`・ω・´)
目指せ極彩色ライフ!!!
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