音楽
lisaemura
8/16(木) 二胡レッスン備忘録
今日の課題曲
*さざ波
*ムーンリバー
ポイント
*最後の最後、アウトロで気を抜かない!!
*調弦する時は、琴軸を触るのは2〜3回。
あとは調弦用のアジャスターで調整!
余韻が大事!
さて、今日はついに発表会本番直前、
最後のレッスンでした!
普段は金曜日なのですが、先日の旅人部の
オンラインライブが8/10(金)だったので
8/16にずらしてもらいました(^-^)
発表会前でタイミング的にも
ちょうど良かったです( ^ω^ )
さてさてレッスンですが。
前日に松ヤニを塗ってあげていたのですが
雨の湿気からか、なんとなーく
もっそりした音質の王さんでした(´・ω・`)
二胡は湿度や温度の影響を受けやすいのです…(>人<;)
で、最初に肩慣らしに合奏用の「ムーンリバー」から。
小指の音がまだかちっとピンポイントに
気持ちよくヒットしないのが所々あって
気になるところではありますが、
以前と比べるとだいぶ音が
「歌う」ようになってきたかなぁと(*´∀`*)
そんでもって「さざ波」。
もう本番前の最後の調整なので
テンポとかピアノ伴奏との合わせについてが
メインではありましたが、
今回ご指摘頂いたのは一つ。
最後の最後で気を抜かない!
でした( ̄▽ ̄)
いやー、歌も同じなんですけど、
音の消え方、最後の余韻がめっちゃ大事なんですよ!
でもそれが難しいんですよ!!!( ̄◇ ̄;)
二胡の場合、最後に音が小さくなった時に
腕が力むと弓が「ガガガっ!!」と鳴りやすいんです…。
で、そうならないように気を付けると
緩めすぎて「カスカスカスっ…」と鳴ったり(苦笑)
これはもう回数こなして、自分と二胡との
バランスというか関係というか、そんなものを
体に染み込ませるしかないやつです( ̄▽ ̄)
一生修行の基礎の一つなのかなーと思っております。
有音と無音の境目を溶かしていく感じですね。
でも言うは易く行うは難し。
文字にするのは簡単ですが、
それを自分が音にするとなると
日々の研鑽具合がもろに出ます。
うむ、これはもう四の五の言わず
ひたすらやるしかない!ですな( ̄▽ ̄)
当日まで、今の自分のベストを尽くします(`・ω・´)
大胆と微細
ちなみに有音と無音の境目を意識する
というのは音の入りでも同じです。
力強く始める分には割と簡単で、
正しいフォームで思い切りよく、
元気に弾けば案外すっと出ます。
が!問題は優しく小さな音で
繊細に始まる場合。
弓を優しく弾くのはもちろんですが、
だからといって弦から離れたら
「カスカスカス…」と鳴りますし
優しく弾くことに気をとられすぎて
推し引きのスピードが遅いと
音がギシギシして停滞しますし、
さらには左手の弦の抑えも緩めると
たわんで音程がぶよぶよします(-_-;)
左手はかっちり弦を抑えた上で、
弓も弦に擦りながら、でも!優しく!!
でも停滞せず滑らかに!!
がぴったんこになると、
……すーーーーーーっ
と綺麗な音が流れるのです…!(`・ω・´)
左手の抑え具合は最近だいぶ掴めてきたので
徐々に納得のいく音が出せる回数も
増えてきております(*´∀`*)
こんな風に、実は大きな音よりも
小さくて繊細な音の方が
美しく奏でるのって難易度が高いのです。
これはピアノでもそうですし、
ギターもそうなのだとか。
で、声も同じです。
ただでかい声をエネルギーたっぷりに
ガツンと張り上げるのは
体や声帯の自然な状態がわかれば、というか
以前の私みたいにこんがらがってなければ
何も考えなくても未経験者さんでも出ます。
(いや、むしろ素直な未経験者さんの方が良く出るかも…)
でも、より音程の正確さとか音の滑らかさ、
情感を微細な声で表現しようとする場合には
小さな声だったり、なんなら呼吸だけに
フォーカスして練習したりします。
「神は細部に宿る」と言いますが、
まさにこのことなのだと思います。
とはいえ何かを始める一番最初はむしろ
えいっ!と飛び込む大胆さがとても大切です。
初めてだし失敗したらどうしよう…
もし向いてなかったらどうしよう…
どれくらい時間/お金/労力かかるんだろう…
続けられなかったらどうしよう…
誰かに反対されたり馬鹿にされたらどうしよう…
とごちゃごちゃ細かいことにとらわれすぎると
なーんにもできません( ̄▽ ̄)
音楽においても、ずーっとしっとりバラードだと
間延びしてきますしね。
ガツンとポップに盛り上がるダンスナンバーも
聴きたくなります。
なので、大胆さも勿論大切。
でも何かを始めて続けていったその後に
そこからさらに一歩、道を極めよう、
レベルアップしようという時には
繊細さや微細な部分へのこだわりが
鍵になってくるんですね〜( ̄▽ ̄)
うん、人生バランス。
ライブの度に進化する
それからもう一つ久々に実感したこと。
それが、人前で演奏する経験を重ねる度に
レベルアップしていくということ。
今回なら8/10のオンラインライブですね。
その原理はというと…
ステップ1
まず短期〜中期的に、かつ理想は定期的に
発表の場があることによって
少なからずそこをゴールとして練習します。
人様に聞いて頂くとなると、たとえ無料でも
聴く人により良いものを届けたいのが人のサガ。
すると当日に向けある程度の集中した練習をします。
まずそこでレベルアップ↑(*´▽`*)↑
ステップ2
そして本番。
もはや魔法としか言いようがないんですけど
ここでめっちゃレベルアップするんです。
ほんとに不思議なんですよねー。
言語化出来得る限り言語化してみますね。
当日の出来が本人の満足いくものであれ
不満の残るものであれ、
緊張していてもしていなくても、
とにかく「人に聴いて頂く」という場は
本人にすごいエネルギーを生み出すようなのです。
演者である自分と聴いて下さるお客さん。
この所謂ステージという場に身を置くと
ステージに魔法陣が描かれているかのように
演者の高揚感を高め、
三種の神器(頭と心と体)の感度が
自然とめちゃくちゃ上がります。
緊張しないという場合でも、無自覚な中に
多少の作用はあると私は思います。
すると自分一人だけでなく、お客さんからの
エネルギーも自然と受け取ることで
演奏しているのは一人でも
その場を創っているのは一人じゃない、という
複数のエネルギーが渦巻く空間が出来上がります。
そうなると、一人で練習している時にはない
他者からのエネルギー供給があるので
通常の自主練以上の経験値が得られたり
気付きがあったりします。
そこでさらにぐぐんとレベルアップ!↑(*´▽`*)↑
…と、そんな原理で、ステージの度に
レベルアップするという現象が起こる
と私は考えています。
それが今回の8/10のオンラインライブでも
起こったようなのです。
オンラインなので、リアルの空間には私一人。
画面の向こうに皆さんがいる状態です。
リアルの空間で共有するのが
生まれるエネルギー磁場が
一番大きくなる環境ではありますが、
オンラインで空間を隔てていても
「リアルタイム」で時を同じくしていれば
エネルギーというのは生まれるのだ
ということが実体験として知ることができました♪
より良いもの、豊かな時間を届けたい
という想いそのものには変わりはないのですね~。
なので、自然と今回のレッスンでも
その場に発表会当日のお客さんはいなくても
オンラインライブでの感覚を元に
発表会当日のイメージとして
お客さんのいる場というのが頭の中にあって
その上で弾いているので、
前回のレッスンよりも多少成長していた
ということなのかなぁと。
なので、上手くなりたきゃとにかく
人様に聴いて頂く経験をしろ!!
まだ初心者だとかこれくらいできたらとか
四の五の言ってんじゃねえ!!
話はそれからだ!!!(`・ω・´)
ということですね(-∀-)(なんか急に乱暴w)
自分一人でこつこつ積み上げる時間と
誰かと繋がって、内にあるものを
外に出して共有する時間。
その両方を繰り返すことが
一番のステップアップなのですね~。
うん、これも結局バランスか!
今日のまとめ
ということで、今回のレッスン振り返りは…
*有音と無音の世界の境目を大切にする
*大胆さと繊細さの両方のバランスを見極める!
特に今の二胡レベルにおいては微細な方に集中!
*人はステージの度にレベルアップする!
上手くなりたきゃ自主錬だけじゃなくて
人にもたくさん聴いてもらえ!!
の3つでした♪
音楽をしている方も、
音楽以外で何か取り組んでいる方も
何かヒントになれば嬉しいです(*´▽`*)
最後にお知らせを↓
二胡を楽しく 大人の発表会
日時:2018年8月19日(日) 16:30開演
会場:旧古河鉱業若松ビル1階Aホール
福岡県北九州市若松区本町1-11-18
入場無料です♪
私はオリジナルで二胡の弾き語りをします(*´▽`*)
二胡の音色を生で聴いてみたい方、
まったり音楽で癒されたい方はぜひ!
9月の予定
Life changing live
~小さな本音すら叶えられない生き方、卒業しませんか?~
日時:2018年9月1日(土)
13:30 開場 14:00 開演
会場:エノトン赤坂スタジオ
福岡県福岡市中央区大名2丁目4−31
Shin-Akasaka 202
出演:奏こうた(主役!)
江村梨紗(MC)
福岡ともたけ(解説)
第1部 Music Live
第2部 Talk Live
第3部 質疑応答
第4部 懇親会(別会場)
定員20名
詳細ページはこちら
さらにレベルアップする場に
ご一緒して頂けたら嬉しいです♪
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